人生珍道中

好きな男の共通点は名前にヤ行、どうも生き恥芸人です。この説明文の改行の仕方がわかりません。ついでに言えばはてなブログの仕組みの難しさにこれを打ちながら気付いてるところです。

平成最後のLJK(ラスト女子高生)

 

この春、高校3年生へと、

俗に言うLJK (ラスト女子高生)へと、

なりました。

 

と、同時に魔の言葉「受験生だから」が

つきまとい始めてきました。

 

 

人生最後になるであろう卒業アルバムの撮影を明日に控えた今、

なんとなく書き残しておきたいな、と思ったお話。

 

 

やりたいことがないわけじゃなくて、

あれもこれも「やってみたい」と思うけれど

それは「食っていける」のか?と考えるようになったのは

小学校高学年の頃。

 

結局食っていける将来の夢がないまま、

明確なやりたいこともないまま、

普通高校に進学を決めたのは

中学3年生の秋頃。

 

死ぬ気で勉強したわけでもないけれど、

人生初めての長期戦で早く終わりたいと毎日懇願していた

中学3年生の冬頃。

 

新しい制服に袖を通してすぐに言われた

「大学」の話を聞いて受験をまた考えさせられるようになった

高校1年生の春頃。

 

自称進学校特有の「3年0学期」とかいうワードを盾に

屁理屈みたいな話を体育館で聞かされたのは

高校2年生の冬頃。

 

 

平成13年生まれの私が、

平成が終わろうとしている今、

未だにやりたいものが見つからない。

 

それなのに「大学はどこに行きたいの?」と。

「大学卒業したら何になりたいの?」と。

 

行きたく、ありません。

なりたいものも、ありません。

 

 

行かなくていい選択肢があることは知っている。

フリーターになる選択肢があることも知っている。

 

それでもこの世の中、

「大卒じゃないと」「職に就かないと」と

言われることはもっと知っている。

 

 

私にも叶えたい夢の一つでもあればよかったのだろうか。

そうすればそのために大学も頑張れたんだろう。

 

大学生の知人が大変そうにしている。

私服に化粧に通学に講義に諸々に。

 

社会人の知人が大変そうにしている。

職場に同僚に仕事内容に諸々に。

 

やり甲斐があるのかもしれない。

それでもまた苦労をするために私は受験生にならなくちゃいけないのか。

 

 

こうもネットによくいると同じ「平成最後のLJK」の知り合いが増えた。

片手じゃ収まりきらないし住んでる場所だってバラバラで。

 

女子高生なのにみんな何かを抱えて生きている。

誕生日が来れば選挙権が与えられたって、

毎日制服を着てるまだまだ子供なのに。

そんなに抱えなければいけないのか、と言わんばかりに抱えて生きている。

私だけが抱える量が多いのかと思ったけれど、みんな抱えて生きている。

 

それなのにまだ抱えるものを増やさなくてはいけないのか。

 

大学に行ったところで就職難と言われてるのに本当に就職できるのか、

過労死と騒がれているのに就職できたところでそこが働きやすいのか、

晩婚化と言われているのに結婚はできるのか、

ワンオペ育児やら待機児童やら騒がれているのに子供は育てられるのか。

 

17歳の私は、

そんなの考えられるほど大人じゃない。

 

誰か私に生きる道しるべをください。

私が幸せになれる道しるべを。

 

働いてもいいけれど、幸せになれるところで。

 

大学に行くのいいとして、高校受験よりもはるかに救いがないのは

なんででしょう。

 

浪人すればセンターの形式は次の年度から変わってしまう。

難しくなる問題。定員数の変化によって上がる倍率。

 

指定校推薦なんて取れるかなあ、取れないのかなあ。

じゃあ一般かなあ。いやだなあ。

 

私は、行きたいところもないのに。

行かなくちゃ、頑張らなくちゃ、いけないのかなあ。

 

「受験生だから」と縛り付けて

あれもこれも全て我慢して勉強しないといけないのかな。

 

この世は理不尽ですね。本当に。

令和はみんなが幸せに生きていけますように。

 

 

 

新社会人で一気に人手不足になったバイト先はこの10連休の内、私は7日働きます。

泣きたいなあ。人間やめたいなあ。高校生もやめたいなあ。

 

この記事読んで大学から声かかったらいいのにね。